キーワードは「二面性」

 

2019年2月現在、映画界はアカデミー賞の話題で持ちきりです。
中でも熱い注目を集めている作品といえば、
なんといっても『ボヘミアン・ラプソディ』でしょう。

 

「伝説」と言われたイギリスのロックバンド、
「QUEEN」のリードウォーカルだったフレディ・マーキュリーの
栄光と挫折が丁寧に描かれたこちらの作品。

 

日本国内における興行収入は100億円を突破し、
そのQUEEN熱はちょっとした社会現象にもなりました。
公開から3ヶ月が経過しているにも関わらず
今なお各地の映画館では動員数ランキングの上位にランクイン。
アカデミー賞では、主演男優賞をはじめ編集賞、録音賞、音響編集賞と
4冠を達成し、今後も世代を超えてファンが拡大していくことが予想されます。

 

なぜ、この作品がここまで多くの人々の心をつかんだのか?
その理由については評論家の方々がいろんなことを言っていますが、
まずはフレディ・マーキュリーという人物が文句なしに魅力的な人だったことが
理由として挙げられるでしょう。

 

フレディは、1946年9月5日生まれのおとめ座さん。
バラート・クラーラさんの数秘術では
「地の5」に分類されます。

 

「5」は自由や変化を意味する数字。
まさに、「ボヘミアン」な生き方を象徴する数字なのです。

 

そこに、保守的で堅実な「地」のエレメントを持っていたということで、
フレディはカンタンに言えば「二面性のある人だった」と解釈できます。

 

光と影、表と裏。
誰にでもこういった二面性はありますが、
フレディの場合は特にそのコントラストが激しかったのでしょう。
そして、その二つを自身の中でうまく統合できたからこそ、
あのような素晴らしい作品で社会にインパクトを与えることができたのです。

多様性を受け入れられる懐広い人物

アカデミー賞の受賞スピーチで、主演のラミ・マレックが言っていたように、
フレディは幼い頃から自身のアイデンティティに悩んできた人物です。

 

移民で、ゲイ。
今の時代でこそ(それも日本ならなおさら)、
それも「多様性」として認められるのでしょうが、
フレディが生きた時代はまだそこまで人々の認知が追い付いてはいなかった時代。
彼は、生涯を通じて人々の偏見の目を戦ってきた人物だったわけですが、
それでも悪びれることなく、“彼自身として”人生を生きた強い人物でもありました。

 

その強さゆえに、彼は人の弱さにも敏感で、
多様性を受け入れる懐の広さを持っていたよう。
彼はいつも、「○○人だから」とか「男だから」とか「女だから」とか
そういった表面的な分類を取り去って、
どんな人とも「一人の人間」として向き合うことができたのです。

 

非常に優れた観察眼と分析力を持ち、
探究心や好奇心が旺盛だったフレディは
人の気持ちにも敏感で相手の本質を見抜く”眼“を持っていたよう。
自分が人から何を求められているのか、
そのニーズをくみ取り才にも恵まれていたので、
あれだけのヒットを飛ばすことができたのでしょう。

 

意外に思われるかもしれませんが、地の5の人は
人と競い合うような職業は不向き。
映画を見ればわかりますが、
フレディの曲作りは「売れること」にはあまり重きを置いていなかったんです。
たとえレコード会社に反対されても、
「売れない」と言われても、「誰も聞かないだろう」と言われても、
自ら掲げた理想や目標を納得いくまで追及していきたいタイプ。
だからこそ、フレディの作品には人の心を打つ強い説得力が宿っているのでしょう。

フレディはどんなタイミングで亡くなったの?

数秘術では人生を大きく4つのステージに分けることができますが、

 

フレディの場合は、誕生数が「7」なので、以下のように分類できます。

 

第1期・・・28歳まで 

頂点数は5、試練数は4

 

第2期・・・29歳〜37歳

頂点数は7、試練数は3

 

第3期・・・28歳〜46歳

頂点数は3、試練数は1

 

第4期・・・47歳〜

頂点数は2、試練数は7

 

フレディが亡くなったのは、45歳の時。
数秘術では「第3期」に亡くなったわけですが、
この年齢の時に彼に与えられていたのは「自立」という試練。

 

「自分をしっかり持って、他者に左右されないこと」

 

を課題として与えられており、
この時期に直面する問題はいずれも、
その人自身が自らを試すために自分で作りだしたものだと言われています。

 

また、「表現の時代」でもあり、
あらゆる種類の創造力が際立つ数字。
「未来」よりも、「今」に意識が向く時期です。

 

亡くなる直前まで曲を作っていたと伝えられるフレディは、
その死を迎える瞬間も、「今」の自分にできる
最高で最善のパフォーマンスを追求していたのかもしれませんね。

 

信頼できる仲間に囲まれ、
好きな人々と触れ合い、
納得のいく音楽を、「表現」を究めようとしたフレディは、
人生を最後まで満喫していた、と言っても過言ではないでしょう。
「頂点数3」の時代の課題をしっかりと終えて、その生涯を閉じたのです。

 

 

人生の「ステージ」や頂点数については
「数秘術で人生を占ってみよう」で詳しく解説していますので
ぜひ合わせて参考にしてみてくださいね。